ポケモンカードゲームでは「草タイプ」「炎タイプ」「水タイプ」「雷タイプ」「超タイプ」「闘タイプ」の初期からある6つの属性と、現在では4種類追加されてる新タイプの「悪タイプ」「鋼タイプ」「フェアリータイプ」「ドラゴンタイプ」、そしてそのどれでもない「無色タイプ」の11種類のタイプがあります
これらはインターネット上で表記される場合、特に日本では漢字一文字であらわされることが多いのですが、
ここで問題になるのが「無色タイプ」または「無色エネルギー1個」を「無」と表記してしまうことです

とうぜん、「無」は普通に考えれば「ない」「存在しない」ことを意味します
「にげる 無」と書けば、「にげるコストがない」、つまり「にげるコストがゼロ」または「にげることができない」と解釈されかねないということです
これは「無色」をかしら文字をとって「無」としてしまっていることで発生している問題です

日本語の、とくに熟語に関して、かしら文字を用いるのはあまり有効な方法とは言えません
たとえば、「金属」を「金」と略したり、「書籍」を「書」と略したりすれば、いかなる混乱が生じるかは説明するまでもないでしょう
二文字でセットになっている漢字を、その意をとらずに抜きだすと意味が変わってしまうのです

ではどうすればよいかといえば、「無色」の意をできるだけ損なわずに漢字一字にすればよいわけです
当ブログでは「白」を用いることにしました 「しろ」ではなく「ハク」です

白 - ウィクショナリー日本語版.html
http://ja.wiktionary.org/wiki/%E7%99%BD#.E6.84.8F.E7.BE.A9

上記6の「何もない」、ここでは「色が何もない」の意味で用いています

同様に、フェアリータイプを「妖精」の「妖」で表すのもあまりよいとはいえません
そのまま「フ」や「F」でもよいでしょうが、私は「妖」でも許容範囲だと考えます
(星のカービィ64での漢字モードの「妖」「晶」も背景にあるでしょうし)
よって当ブログでも「妖」表記で行こうと思います
本音を言うと、どちらかというと「精」のほうがよいとは思いますが…

コメント